プントの週末（前編）

ようやく休みです。
本当に書いてる余裕がなかったんです！！
『ブログ読んでます！！』という声援（プレッシャー）をまとめて受けてしまったので頑張って更新。

気合いが入り過ぎたので前編、後編で書きたいと思う。

木曜日・・この時期には珍しく雪が降り積もってしまいお店は超ヒマ。
車にはフライング気味に夏タイヤを履かせてしまったので徒歩にて帰宅。

金曜日・・予約でいっぱいの日だったので、テーブルセッティングのためいつもより早めに出勤。
昨夜の道路の雪は消えていたので自転車で向かう。
その日は全店で予約があったのだが、そんな日に限っていつものアルバイトの人達が来れなかったので、臨時のバイトまで雇っての臨戦態勢である。
私の相棒カナちゃんも休みである。

しかし始まってみると、カクテルやビールよりもワインを好むお客さんが多かったため全然楽。
バイトちゃんに仕事を奪われた私は、する事がなくてあっちの店へプラプラ、こっちの店へプラプラ。

片付けもスムーズに終わり、満足したオーナーは深夜の鍛冶町へと消える。

『今日はこんなもんで終了だな』と思っていたが、しばらくするとお客さんがチョコチョコと入り出し、上へ下へとバタバタする。
よく考えると金曜日なので当たり前。
結局、最後のお客さんが終わったのが５時頃。
片付けを終えたのが６時頃だったが、その日も道路がツルッツルだったので自転車にて帰宅。

土曜日・・待望のカナちゃん出勤日。疲れが溜まっているのでサボる気満々。
ポワンが混んでいるためいつも通りのヘルプ。昨日より忙しいじゃん！
途中でオーダーミスのドリンクが２杯あったので飲む。
空きっ腹なんで軽く酔う。

プントに戻ればカナちゃんがいるから、まあ、いいだろう。

それからまもなくして、『忙しいからプントに来てください』との電話。
『マジ？忙しいの？』
サボれねえじゃん。

とりあえず行ってみると、ほぼ満席状態ではあったがすぐに落ち着く。
明日は休みって事でサボりモード全開。

一杯目、奢りでいただきました。アザース。

ニ杯目も飲み干した頃にオーナーから電話。

「もう少ししたら10人ちょいで行くから席を用意して。」

10人！？
ここからホロ酔い状態が覚めていくのだが、続きは次回。





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遅くなりました。

もう、そろそろ入社して一ヶ月経つので仕事にも慣れてきてます。

思えばこの一ヶ月は超ハードながら新鮮な体験をさせてもらいました。
１日のうち半分は仕事に出る毎日ですが充実しています。

ただ送別会の時期という事もあり忙しかったので、フリーな時間がほとんどありませんでした。

・・・・・こんな事を書いてもすべて言い訳です。

ずっと前から言われていた履歴書をついさっき提出しました。
私自身も一ヶ月近く働いてから履歴書を提出するのは初めてです、

ごめんなさい。


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大丈夫でしょうか？

週末は予約ラッシュ。
全店大忙しである。

オーナー『明日、全部で（3店合わせて）60人なんだよな。どうしよう。』

私『60人 !? バイトの人は何人来るの？』

オーナー『週末だから誰か来るんじゃない？』

そんなノリで切り抜けられるのだろうか？

週末は明日である.....。


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メニューの開発

春の陽気が続いていた所へ突然の雪。
お店は超ヒマ。

こんな日こそ、普段出来ない仕事をする時である。
タイミングよく週末の相棒カナちゃんも来てくれたので、ミーティングもする事が出来た。

その話の中でも中心となったフードメニューの充実。
それこそ料理だけならポワンから持って来る事も出来るので、プントオリジナルのメニューを開発しなくてはならない。

もちろんオーナーがいなくても私やカナちゃんが作れるメニューである。

とりあえずはオーナーの協力でプントバーガーの開発が始まった。
日替わりではなく定番メニューの予定。

フレンチの料理人だけあって見た目はバッチリ。
味の改良を重ねてメニューに加わるだろう。

プントバーガーの写真はうまく撮れなかったが、テク写しようとしてるオーナーの写真はよく撮れたと思う。









オーナーはプントバーガーを作っている時より、写真を撮っている時の方が熱心に見えたのは気のせいだろうか....。


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インカム

昨日は日曜という事でお店は休み。
今回は書くタイミングを失っていた入社してすぐの頃の話。

出社してすぐに『今日はこっちに入って』とオーナーに言われる。
週末という事でポワンには予約が入っているようだ。

『インカム着けて』

インカム？

確かにその日はオーナー、Aさん、Kくんの全員が耳にインカムを着けていた。

使っている所を見た事はあるが、自分で着けた事はない。
まあ、トランシーバーみたいなもんだろう。

とりあえず着けてみる。
うーん、かちゃましい。（邪魔くさい）

Aさんに一通り説明を受けるがいまいちピンと来ない。

トランシーバーと違いボタンを押さなくても聞こえるらしい。
確実に聞かせたい時はボタンを押すそうだ。

まあ、使ってればわかるだろう。

オーナーからの指示が聞こえてきた。

おー！聞こえる、聞こえる。

しかし左耳からインカムの音、右耳から生の音が聞こえるという状態は、どうも好きになれない。

その後、しばらくインカムから音が流れない状態が続いた。

あまりにも聞こえてこないので『壊れてんじゃねえのか？』と不安に思ったが、Aさん、Kくんは料理を作っているんだから、オーナーが言わない限りインカムから声が聞こえる事はメッタにないのだろう。

とりあえず私の仕事も忙しくなってきたので、インカムの事は忘れ集中していった。

入社してすぐの頃なので、ドリンク一つ作るのにもレシピを確認。
材料を捜すのにも一苦労。
自分で言うのもなんだが、とにかく要領が悪いのである。

冷蔵庫を開けてジュースを取り出すのだが、一緒に使うライムを出すためにまた冷蔵庫を開けたりする。
複数のドリンクを作る場合などはもっとひどい。
『何回冷蔵庫を開けるんだよ！』ってくらい要領が悪い。

まあ新人なんだから仕方ないのだが、少しずつ覚えていかなくては。

しばらく集中していたが何度目かのドリンクで同じ失敗をしてしまった。
またもや冷蔵庫を開けたのにライムを出し忘れたのである。

「もおっ！！」

冷蔵庫からライムを取り出して立ち上がると、AさんもKくんも固まったままこちらを見ている。

あっ！インカム着けてるの忘れてた！！

「もしかしたら聞こえてた？」

Aさん、Kくん共に笑ったままうなずいた。

もしかしたら自分で気がつかないうちに、もっとブツブツ言っているのかも知れない。
オーナーは仕事の妨げになると判断したのか、その後日からインカムを着けてという指示はない.....。







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